「親の心子知らず」という言葉がありますが、親の気持ちを分かった気になっているだけだったという事は実際に多々あるのではないでしょうか。
今回は、筆者の知人が親の心配を痛感した経験を話してくれました。

ナイターに行った母と連絡がつかない

野球が大好きな母はチケットが取れるたびに友人と球場へ足を運びます。
我が家からは球場まではバスや車で行きやすく、徒歩でも30分程度の好立地。なのでデイゲームの時は歩いて行ったり、一緒に行く友人に迎えに来てもらっていました。
ある日ナイターのチケットが取れたと喜ぶ母を、予定のなかった私が車で送りました。
そして中継を見ており、試合が終わった頃に約束はしていませんでしたが、迎えに行こうかと電話しました。

画像1: ナイターに行った母と連絡がつかない
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夜遊びを覚えた学生時代に母から鬱陶しい程「お願いだから連絡はつくようにして」と言われていましたが、今回の件で母が私を心配する気持ちがよく分かりました。
その立場になってみなければ分からない事ってありますよね。母がどれだけ自分を心配してくれていたのかを理解できるいい機会だったのではないでしょうか。

【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:ねこの
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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