幼い頃、共働きで忙しかった母は祖母と協力し私を育ててくれたのですが、大人になって知った事実は自分が思っていたものとは少々違って!?
筆者の友人T子が実際に体験したエピソードをご紹介します。

祖母と母の関係→意外な真実が!?

そんな当時の記憶は、私にとって優しく温かなものとして思い出に残っています。

そんな母と祖母が
「実はとても仲が悪かった」
と大人になって聞かされて、びっくり!

母と祖母は価値観が違い、おまけに2人とも気が強いので会えばよく口論になったとか。

仲良く振る舞った理由とは!?

「うそでしょ? おばあちゃんもお母さんもいつもにこやかで、仲良さそうだったよ!?」
信じられずにそう言うと、

「あれは演技だったの」
という母。

「なんでそんな演技を?」

「おばあちゃんがね、あなたの前では喧嘩せずにきちんと振る舞いましょう、って私に言ってきて。私もそれは賛成だった。あなたのこと預かってもらっていたしね」
と。

なので私の前では2人とも一切喧嘩をせず、仲良く振る舞ったそう。

「だからといって、その後仲良くなることもなかったけどね」

とクールな母。

不仲だと気づかず本当に驚きましたが、不思議とそれを知って感謝の気持ちも込み上げました。

私にとって幼少期の記憶は温かいものが多く、祖母のことも大好きでした。
それは母も祖母も、私の前で決してお互いの悪口を言わなかったおかげです。

仲の悪い2人が、私のために「努力」して私の居場所を守ってくれたこと、大人になって改めてそれを知って感謝を感じました。

【体験者:30代・会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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