中高生にとって体育大会は、学校生活の中でも貴重な成長の機会です。スポーツを通して仲間と協力し、喜びや悔しさを味わう大切な体験の場でもあります。今回は、筆者の長男の体育大会で起きた「チームワークとは?」と考えさせられた出来事をご紹介します。
画像: 息子のクラスはいつも最下位。チームワークは崩壊寸前 →  高校生の助言で『最高の体育大会』に

クラス対抗、長縄での苦戦

長男の通う中学校での体育大会のメインイベントは『クラス対抗長縄対決』です。

毎年、体育大会前になると朝・昼はもちろん放課後も有志のメンバーで練習に励んでいます。

本番数日前に「今年の長縄対決はどう? 勝てそう?」と聞くと、長男は渋い顔で「今日も最下位だったわ」と教えてくれました。

結局、なかなか記録が伸びない状態で本番を迎えたのですが……。

体育大会当日、なぜ長男のクラスが最下位なのか分かりました。

Tくんの指示が生徒に与える影響とは?

午前の部が終わり、お昼休みに長男のクラスが長縄の練習を始めました。

縄を回す生徒の横で、みんなに指示を出す司令塔のTくんが「遅い!」「もっとはやく跳べ!」と険しい顔でずっと叫んでいるのです。

しかも、失敗した子には「何してんだよっ!」「ちゃんと見ろ!」と大きな声で罵声を浴びせています。

彼の声かけによって、どんどん焦りと緊張が広がり、生徒たちは次々と縄に引っかかっていきました。

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