反抗期の子どもと向き合う時、こちらも感情的になってしまうことが多々あります。でも子どもたちも胸に秘めながら、一生懸命に色々なことを考えて過ごしているのです。今回は、筆者の知人Aさんが経験した子どもの反抗期エピソードをご紹介します。
画像: 私の大切な"写真立て"を壊した反抗期息子。修学旅行から無言で戻ってくると →『意外な展開』に母、涙

反抗期の息子がいるAさん

Aさんの中学生の息子は反抗期で、日常はほとんど会話がない状態でした。それどころか、物を投げたり壊したりすることもあり、反抗期の中でもちょっと厄介だなとAさんは少し困っていました。
そしてつい先日、息子が投げたクッションが棚に当たり、その衝撃で棚の上に飾っていた写真立てが落ちてきて、割れてしまいました。その写真立ては、Aさんが結婚する時に祖母にプレゼントしてもらったもので、「大切な家族の写真を飾るといいよ」と言われていた、思い出深いものでした。
これにはAさんも怒りよりも悲しみの方が勝り、初めてに近いくらい、息子の前で思わず泣いてしまいました。

修学旅行に出かけた息子

その数日後、息子は修学旅行があったのですが、相変わらず何も話さずに、自分で準備をし、無言で出発していきました。何か忘れ物はないかと声をかけても、返事もしてくれませんでした。(まぁ、学校の先生もいる行事だし、そんなに心配しなくても大丈夫よね)と、Aさんなりに気持ちに折り合いをつけて反抗期に向き合っていました。
そして4日後に帰宅した息子は、もちろんお土産を買ったわけでもなく、土産話もありませんでした。

Aさんの元に届く宅配便

息子が修学旅行から帰ってきた翌日、Aさん宛てに宅配便が届きました。なんだろう? と思って開封すると、中には写真立てが入っていたのです!
送り先の住所を見ると、見知らぬ土地の名前でしたが、よくよく見ると息子の修学旅行先だと分かりました。それを見て、お土産を買っていてくれたんだとAさんは嬉しくなりました。

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