筆者の友人・K子の夫は地元で有名な企業の社長の長男。K子の家は一般家庭だったため、結婚当初から義母は何かと家柄の格差を嫌味ったらしく言ってきたそうです。あからさまな嫁イビリに反撃してくれた意外な人物とは?

救世主

私はさすがにショックを受けて黙ってしまいました。
すると、夫の伯父がゲラゲラ笑いながら「偉くなったもんだなぁ? あんたもうちに嫁いできたときはおふくろに随分イジメられてたよなぁ」と言い出しました。

それに続いて義父も「自分がされて嫌なことは人にしないっていうのは当たり前だろ? 自分がいじめられたからって、同じようにお嫁さんをいじめるのは良くないぞ!」と言ってくれたのです。
聞いていた他の親戚も2人の意見に納得。
一人責められた義母は、真っ赤な顔をしてその場からいなくなってしまいました。

謝罪

その日の夜、義母が義父に連れられて謝罪をしに我が家へやって来ました。
義父曰く「こいつは家のことを全部押し付けられて、大変だった。仕事も家事もできているK子ちゃん(私)が羨ましかったんだと思う。今までのことは許してほしい」とのこと。

しかし、義母は知らん顔!
事情は分かりましたが、義母から直接謝罪をされていないので、私は未だにモヤモヤしています。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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