現役時代は銀行勤務で仕事一筋だった元バリキャリの姑。
「非効率は嫌い」と豪語し、地域の主婦活動には興味なし。
そんな姑の定年退職に待っていたのは意外な現実で!?
筆者の友人F子の姑が実際に体験したエピソードをご紹介します。

そんな時、隣の年配のおばあさんに
「もしお暇だったらどうぞ」
と誘われ、町内会の集まりに参加してみることに。

あれほど馬鹿にしていた手前、最初はぎこちない様子で出かけて行きましたが、周りは
「ようこそ!」
と優しく歓迎してくれたようで

「勝手に壁を作っていたのは自分だった」
と気づいたそう。

最近は夏の盆踊りに向けて、うちわ作りを近所の人たちと集まって行っているとのこと。

正直、まだ気まずそうな顔をしている姑だが
「地域の方との交流って大事ね」
「優しくしてもらえて嬉しい」
と徐々に打ち解けるように。

どれだけ仕事ができても、やがて仕事をする時期は終わります。
意味のないおしゃべりに見えても、何気ないコミュニケーションは意外と大事なもの。

自分が暮らしている地域での人との交わりは大事なことに、ようやく気づいた姑でした。

【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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