子育て中のママにとって、夫の育児参加は心強いものですよね。今回は、筆者の友人が産後に経験した、夫との育児分担に関するエピソードをご紹介します。「夫が育児をしてくれない!」と悩む方はぜひ参考にしてくださいね。
画像: 「夫が育児をしてくれない!」と悩んでいた私 →【たった1つの工夫】でワンオペ育児を脱出!

夫の関わりに不満

産後、夫の育児参加の少なさに不満が募っていました。

「これ、やっといてくれる?」と頼んでも、反応がなかったり忘れられたりすることが多く、「何度言っても伝わらない……」とイライラする毎日。

夜泣きで寝不足の中、ワンオペで家事と育児をこなすのは本当に大変で、夫にもっと協力してほしい、戦力になってほしい! と思っていました。

友人からのアドバイス

ある日、友人に夫の愚痴をこぼすと、
「もしかして、聞いてるようであまり頭に入ってないタイプなのかもよ? うちの夫もそうだったんだけど、耳からよりも目で見えるように伝えた方がうまくいったよ」と意外なアドバイスをくれました。

私はハッとしました。
夫が昔から口頭で説明するより、図や表で説明した方が理解が早いタイプだったことを思い出したからです。

そして、友人の言うとおり、耳からの情報よりも視覚情報の方が得意なのではないか? と考え始めました。

伝え方を変えてみると……

さっそく夫が帰宅する前に、今日やってほしい家事・育児を紙に書き、目立つ場所に貼ってみることに。
さらに、ミルクの作り方やオムツ替えの方法を動画で撮影し、LINEで共有しました。

すると、驚くべき変化が!

今まで私の言葉を聞き流していた夫が、リストを見ながらテキパキと家事・育児をこなしていくではありませんか。
「ミルクの温度、これで大丈夫かな?」「オムツ替え、動画見ておいたから大丈夫そう」
そんなふうに、積極的に関わってくれるようになったのです。

夫婦の協力

「急にどうしたの?」と驚いて尋ねる私に、夫は「書いてあると分かりやすいし、忘れない。動画も助かる。1人で抱え込まずに、こうして頼ってよ」と照れくさそうに答えました。
……その言葉に、私は思わず涙がこぼれそうになりました。

夫の特徴に気付き、伝え方を変えるだけで、こんなにもスムーズにいくとは!
夫はわざとさぼっていたわけではなかったのだと、驚きと共に自分の思い込みを反省……。

今では家事も育児もうまく分担できるようになりました。
「伝え方ひとつ」で、こんなにも夫婦関係が変わるなんて思いませんでした。
同じように悩んでいる方がいたら、まずは相手の“受け取りやすい方法”を探してみてください。きっと、変化のきっかけになると思いますよ。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.