体調が悪いときに、元気いっぱいな子どもたちの相手をするのって、本当にしんどいですよね。自分の子どもだけならまだしも、よその子どもとなれば尚更です。今回は筆者の友人が自身の体験談を聞かせてくれましたのでご紹介します。

理解されない苦しみ

「マスクしてればうつらないよね? 大丈夫だよ、うちの子どもたち体強いし! ねぇ、お願い!」
……そんな軽々しい言葉に、私はただ絶句しました。

マスクをしていればうつらないという単純な問題ではありません。
発熱している自分が子どもを預かることのリスクを、M美は全く理解していないようです。

最終的に、「無理だって言ってるじゃん。体調が悪いんだから、お願いを聞くことができないの」と伝えました。

するとM美からは、「わかったけど、すごく困ってるんだよ」という少ししょんぼりした返事が来ました。私はM美の気持ちも理解しつつも、すっかり疲れ果てていました。

距離を置く決断

その後、M美は他の友人に無理を言って子どもを預けることができたようでした。
しかし、私はM美とのやり取りに強いモヤモヤを感じていました。
体調不良を理解しようとせず、自分の都合ばかりを押し付けてくるM美の態度に、不信感を抱いてしまったのです。

結局、このことをきっかけに私はM美と距離を置くようになりました。
相手の状況を思いやることは、信頼関係を築くうえで本当に大切なんだと、改めて痛感した出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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