誰にでも勘違いはありますが、子どもの修学旅行の日程をすっかり勘違いしていたお友達のお母さん。高校生の娘が楽しかった修学旅行から帰ってきたときに起きた珍事をご紹介したいと思います。
画像: 修学旅行から帰宅しても「誰もいない!?」家は真っ暗、、、まさか『もう1泊』することになったワケ

修学旅行の帰り道

高校生の娘が3泊4日の修学旅行から帰って来る日のことです。予定時刻の夜9時に学校近くまで迎えに行くことになっていました。

時間通りに送迎場所に迎えに行くと、スーツケースとたくさんのお土産を持って待っている娘の姿が見えました。表情からも楽しかった様子が伝わってきます。

娘の荷物を車に積み込んでいると、隣にいた友達のMちゃんがスマホを片手に不安そうにしていました。話を聞くと、迎えに来るはずのお母さんと連絡が取れずに困っているとのことでした。

入れ違いになってもな……と思いながら、Mちゃんの家はすぐ近くで通り道でもあるので一緒に家まで送ってあげることにしました。

まさかの家に入れない!?

Mちゃんの家に着くと、夜の遅い時間にもかかわらず家は真っ暗で人の気配がなく、チャイムを鳴らしても誰も出てきません。

不思議に思いながら、もう一度Mちゃんがお母さんに連絡してみるとようやく電話に出てくれました。

電話口では「どうしたの? 楽しんでる?」とMちゃんのお母さんの吞気そうな声が聞こえてきました。

そうです!! 何とMちゃんのお母さんは修学旅行の日程を1日勘違いしていて、翌日が帰宅日だと思っていたのです。

そして、よりによってMちゃんがいない間にと、夫婦で旅行に出かけていたのです。

旅行の日程はしっかり確認を!

修学旅行に行くのにまさかこんなことになるとは思わず、Mちゃんは家の鍵も持っておらず家はどこも開いていません。Mちゃんは家に入ることができず、両親ははるか遠い所に旅行中です。

仕方なくMちゃんは修学旅行帰りにもう1泊我が家にお泊まりすることになりました。

Mちゃんは本当に申し訳なさそうにしていましたが、この状況にはさすがに苦笑いするしかありません。

翌日、Mちゃんのお母さんは旅先のお土産をたくさん持って我が家にMちゃんを迎えに来て、ひたすら平謝りして帰って行きました。

修学旅行シーズンが来る度に思い出す笑い話です。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2023年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M
保育士歴25年。ママたちの修羅場、バトルを多数目撃し、その経験を元にコラムニスト活動をスタート。アラフィフ主婦となった現在は、ママ友・育児・嫁姑問題などを、幅広い人脈を駆使してインタビューを行い、執筆する。

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