新学期がスタートして、子どもにスマホを持たせるかどうかを検討するご家庭もあるかもしれません。今回は、筆者の知人Dさんが我が子にスマホを持たせたことで、巻き込まれてしまったトラブルエピソードをご紹介します。

スマホを見ると、衝撃のトーク画面が!

Dさんは娘にスマホを見せてもらい、あるグループラインのトーク画面を見たところ、Dさんは驚愕しました。娘を含む女子3人のグループラインに、夜23時過ぎに数え切れないほどのスタンプが送信されていました。

(え、一体何個送信してるの?)とDさんが数えたところ、なんと100個も送られてきているのです!
スタンプの意味を娘に聞くと、「スタンプ攻撃」と言われていて、一種の遊びトレンドのようなものらしく、娘も何の意味があるのかさっぱり分かっていないようでした。
娘は必要のない時はスマホを触らないという約束をきちんと守っていたので、スマホを自分の部屋に持ち込むことを許可していたのですが、夜中にピコンピコンと音が鳴り止まないスマホのせいで眠れなくなっていたと告白してきました。
しかもLINEをスルーすると翌日、「なんで既読つけないの?」と難癖をつけられるようにもなっていたのです。

保護者に連絡を取ると、またしても衝撃……

Dさんは主にスタンプ送信をしている女子Xちゃんのママと知り合いだったので、直接Xちゃんママに事のあらましをLINEしました。すると、ここでも驚愕の返答があったのです。

なんとXちゃんママは「それ、多分うちの子じゃないと思います。」と言い放ったのです。
そこでDさんは娘のスマホをトーク画面をスクロールしながら動画撮影し、その動画をXちゃんママに送信しました。すると1時間後に返信があり、「今、娘のスマホを確認しました。すみません、間違いなくうちの子です。」と、ここでやっと認めてくれたのでした。

その後、Xちゃんママから謝罪のLINEが来たり、家までお詫びに行くとまで言われてしまったので、Dさんは自分もちゃんと見てなかったのが悪いので、今回はお互い様ということにして、これからお互い気をつけていきましょうね、と穏便な対応をしたのでした。

とはいえ、その後もDさんの娘はまた同じことが起こるのではないかという恐怖感に苛まれてしまい、以前のように学校に通えるようになったのはそこから半年以上先のことでした。
スマホを持たせた後も、子どもが問題なく使えているかどうか見守らなければいけないと、Dさんは身をもって実感したのでした。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり
読者モデルを経て、ライターに転身。仕事柄、美容や装いにこだわる女性たちの心理やリアルに興味を持ち、取材。結婚・出産を機に現在は、育児をしながら、女性としての美や健康も両立する女性を主な取材対象に、いつまでもきれいで美しい人生を送るための秘訣をリサーチし発信する女性向けコラムニスト。女性の人間関係に注目した記事も人気。

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