久しぶりの飲み会に参加したA美は、おせっかいな友人が呼んだ「サプライズゲスト」に絶句。
現れたのは、もう二度と会いたくなかった元カレで、怒りと悲しみでいっぱいになったそうです。
無神経なおせっかいが続く中、場の空気を一変させたのは、ある友人の一言でした――。
画像: 飲み会で、サプライズと称して『元カレ』を勝手に呼んだ【無神経な友人】→ 救世主がスカッと成敗

サプライズゲストって?

先日、友人主催の飲み会に誘われ、久しぶりに顔を出してみることにしました。

開催前日、幹事の友人から「サプライズゲストがいるから♪」とメッセージが届き、誰だろうと少しワクワクしていたのですが――。

完全な「おせっかい」!

当日、指定されたお店に行くと、その「サプライズゲスト」はまさかの元カレ!

しかも、最低な別れ方をして、二度と会いたくないと思っていた相手です。
頭が真っ白になりました。

聞けば、元カレが幹事の友人に「一度話す機会がほしい」と頼み込み、こっそりセッティングされていたようでした。

しかも友人は「A美、意地張ってるんじゃないの? 二人はお似合いのカップルだよ! ヨリを戻しなよ!」と悪びれもせずに言ってきて、私は怒りより先に呆れてしまいました。

善意のつもりだったのかもしれませんが、私の気持ちを完全に無視した「おせっかい」以外の何物でもありません。

友人の一言に救われた

場の空気が重くなる中、同席していた別の友人が、はっきりと声をあげてくれました。
「A美の気持ちを無視して、騙してまで会わせるって、関係のない第三者が余計なことするんじゃないわよ」

その言葉に、思わず涙が出そうになりました。

さらに彼女は、「A美、こんなつまんない飲み会なんか抜けよう! 相席屋にでも行こうよ。もっといい男が、絶対にいるから!」と、わざとみんなに聞こえるように明るく言ってくれ、私を連れ出してくれたのです。

まとめ

「善意」は、時として誰かを深く傷つけてしまいます。
今回は、それを身をもって痛感しました。

けれど、私の気持ちに寄り添い、守ってくれた友人の存在に、心を救われました。
人の気持ちに寄り添える、彼女のような友人をこれからも大切にしたいです。

また私自身も、気づかぬうちに人を傷つけないよう、気を付けようと思います。     

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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