「うちはお金がないから」。そんな言葉に縛られて育った人、意外と多いのではないでしょうか。欲しいものを我慢し、進学を諦めた筆者の知人A子は、社会人になってから母の驚きの真実を知ることになりました。

わだかまりは消えないけど、前を向いていく

母は「無駄なものは買わずに貯めてきたのよ」と笑いました。

でもA子にとって「無駄」とされたのは、学用品だったり、ささやかな楽しみだったり。決して贅沢ではなかったはずです。

「私が欲しがっていたものは、母にとっては『無駄なもの』──」

そう思うと、胸がぎゅっと締め付けられる思いがしました。

それでも過去は変えられません。母には母の人生があり、A子にはA子の人生がある。

今、A子は自分の選んだ道に満足しながら、これからはもっと自由に、自分らしく生きていこうと心に決めています。

【体験者:30代・女性、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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