筆者の友人・N穂のエピソードです。N穂はプログラマーとして在宅で勤務をしています。そんなN穂に、ある保護者がとんでもない言いがかりをつけて来たそうです。働き方改革を知らないベテラン保護者の難癖とは?

助け船

在宅勤務とはいえ、私は9:00~17:00で仕事をしていて、勤務時間も管理されています。
そのことを伝えると「家でできる仕事なんて片手間でできるんでしょ? だったら良いじゃない!」と勝手に決めつけてきました。

しかし、その様子を見ていた担任の先生が「今は在宅でお仕事されている方も多いですよね。通勤はないけど、かえって大変なこともあるんじゃないですか?」と助け船を出してくれたのです。
私が「はい。」と答えると、Sさんは急に黙ってしまいました。

上手い提案

そして先生は「SさんはPTAのこともよくご存知なので、役員をやっていただけると助かるんですが……?」と言ってくれたのです!

大好きな先生から言われたSさんは「そうですかぁ?」と言いながら役員を快諾。
一瞬で場の雰囲気を変えてしまった担任の先生には、みんな思わず拍手を送っていました。
これを機に、Sさんにもさまざまな働き方があるんだということを知ってもらえたらと思っています。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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