筆者の話です。
転勤族の我が家は、義実家への帰省は長期休暇のときだけ。
まずは義実家に帰省してから、私の実家へ二人で行くのが毎年のルールになっていました。

義母との気まずい時間、義父とも会話が続かず

義母とはまだあまり打ち解けていなくて、話もなかなか弾みません。
気まずい空気のなか、なんとか時間を潰そうと台所に立っても、慣れないキッチンで勝手がわからず、結局義母にいろいろ聞きながらになってしまいます。

義母の生活スペースにずかずか入りすぎるのも気が引けて、また気を遣う。
結局、誰のための帰省なのか分からなくなります。

義父が帰ってきても、人見知りな義父とも会話は続かず、沈黙が居心地の悪さを増すばかりでした。

「親が心配するから」の前に、私の気持ちは?

こっそり夫に「今年は別々にしない?」と相談しても「親が心配するから」の一言で片づけられてしまいます。

親が心配するって……じゃあ私は? ずっと気を遣いっぱなしなのに、心配してもらえないの?
そう言いたくても、うまく言えずに飲み込んでしまう。

親のためだというなら、夫が一緒にいて気を遣えばいいのに。
心のなかで叫びながら、今年も気まずい時間を過ごしました。
やっぱり次からは、別々に帰省したい。そう強く思った出来事です。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2025年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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