筆者が実際に体験した、少し気まずくて忘れられない職場でのエピソードです。
職場の会話は、ちょっとした雑談から信頼関係が生まれる大切な時間のはずでした。
でも、そんな空気を一瞬で凍らせてしまう人もいるんです。
今回は、どんな話題も「ネガティブ変換」してしまう先輩との、あるGWの出来事をお届けします。
画像: 先輩「GWなんてどこも混んでるし、暑いし疲れるだけ」ネガティブ発言をした結果 → 自業自得の展開に

「どこが楽しいの?」が口グセの先輩

職場に、Bさんという少し変わった先輩がいます。
「テーマパークに行ったんです!」と話せば、「あんな人混みのどこが楽しいの?」
「彼氏とテーマパークに行きます」と言えば、「高いだけで全然楽しくないよね」
……と、なにを言っても否定から入るのがBさんのスタイル。

GW前のある日も、いつものように休憩室で雑談していたときのこと。
「今年はみんなでBBQやりたいね!」と盛り上がる中、Bさんは一言。
「GWなんてどこ行っても混んでるし、暑いし疲れるだけだよ。バカみたい」

一瞬で空気がピタリと静まり返ったのは、言うまでもありません。

「じゃあ、誘わなくていいよね」

せっかくの連休、楽しみたかった私たちは、こう考えました。
「どうせ誘っても文句言うし、断られるだけだよね」

しかし、曲がりなりにもBさんは職場の仲間です。
声も掛けないとなると、仲間外れにしているようで心が痛みます。
そこで、皆で悩んだ結果、『一度声を掛けてみてもしそれを拒否されたらそれ以上は誘わないでおこう』ということになりました。

「Bさん。この前のBBQの話なんだけど、よければBさんも参加しませんか?」
「この時期のBBQなんて混んでるし、面倒くさいって言ったでしょ!忙しいのにくだらないこと聞かないで」

Bさんはキッとこちらを見ると、自分の席に戻ってしまったのでした。
この状態ではこれ以上誘ってもやはり無駄だなということになり、私たちは”Bさん抜き”でBBQをすることにしたのです。

当日は快晴!
自然に囲まれて、お肉を焼いて、川辺で遊んで、笑いが止まらない最高の時間。
SNSにも載せず、職場仲間だけでこっそり楽しんだ、そんな一日でした。

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