筆者が実際に体験した、少し気まずくて忘れられない職場でのエピソードです。
職場の会話は、ちょっとした雑談から信頼関係が生まれる大切な時間のはずでした。
でも、そんな空気を一瞬で凍らせてしまう人もいるんです。
今回は、どんな話題も「ネガティブ変換」してしまう先輩との、あるGWの出来事をお届けします。

「え、誘ってくれなかったの?」予想外のひと言

連休が明けた出勤日、みんなで「日焼けすごくない?」「焼きそば美味しかった〜」なんて話していたところに、Bさんが登場。

私たちの会話に耳をそばだてていたBさんが突然

「え、みんなで本当にBBQ行ったの? なんで誘ってくれなかったの?」

えっ? 空気が一瞬止まりました。

「だってGWなんてどこも混んでるしって言ってたから、行きたくないのかと思って」と伝えると、Bさんは「ぐぬぬぬ……」と、なんとも苦い表情。

そのとき気づいたのです。
Bさんのネガティブ発言って、もしかしたら“照れ隠し”だったのかも。

素直に言えたら、もっと違ったかもしれない

「本当は一緒に楽しみたかったのかもしれない」
でも、あれだけ否定され続けたら、誰も誘えない。
結果的に、自分で自分の居場所を遠ざけていたのかもしれません。

それ以来、Bさんは少しだけ言葉を選ぶようになった気がします。
まだまだ“ネガティブ変換”は健在ですが、「それ、いいね」と返してくれる場面もちらほら。

素直に「行きたい」って言えることって、実はすごく大事なことなんだなと気づかされた、そんなGWでした。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容をもとに、個人が特定されないよう構成しています。

ltnライター:北レン
経理事務・百貨店販売を経て、現在はWEBライターとして活動中。家事や育児と両立できる働き方を模索する中でライターの道へ。自身の体験を活かしながらリアルで共感を呼ぶ記事を多数執筆。人間関係・子育て・日常の“あるある”を中心に、女性に寄り添ったコンテンツを発信している。

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