これは、筆者の知人Cさんから聞いた実話です。ある日、夫のスマホから不倫の証拠が発覚。意を決して不倫相手に会いに行ったCさんを待っていたのは、想像を超える展開でした。
画像: 「また早く泊まりたい」夫の浮気LINEを目撃! 不倫相手に会うも「知らなかった」まさかの真実に驚愕

スマホから浮気の証拠が……

夫の様子がどこかよそよそしいことに、Cさんは以前から違和感を覚えていました。ある晩、寝ている夫のスマホに通知が届き、つい手に取ってしまったCさん。そこには、明らかに浮気を示すLINEのやり取りが残されていました。

「会いたかったよ」「また早く泊まりたいな」心臓がドクンと跳ね、鼓動が早くなるのを感じました。手が震え、画面を見つめる視界がじわじわと歪みます。喉の奥が強く締め付けられるのを感じながら「これは現実なの?」と、言葉にならない感情が押し寄せてきました。

冷静に、相手の女性に会いに行くことに

動揺しながらも、感情的になってはいけないと、自分に言い聞かせました。冷静さを保とうと深く息を吸い、画面をじっくり確認。そこからヒントを得て、相手の名前と職場を特定し、直接会って話すことを決意しました。

待ち合わせ場所に現れたのは、自分よりも10歳は若い、落ち着いた雰囲気の女性でした。

Cさんは静かに切り出しました。「あなた、夫と関係を持ってますよね?」

予想外の相手の反応

すると相手の女性は、表情を曇らせながらポツリと答えました。

「……知らなかったんです、奥さんがいるなんて。」

なんと、夫は「独身」と偽って付き合っていたと言うのです。Cさんは、女性の言葉にひどく混乱しました。女性は涙をこらえながら、「本当にごめんなさい。すぐに別れます」と深々と頭を下げてきました。その時、Cさんの胸には怒りとは違う感情が広がりました。

Cさんが選んだ道

帰り道、感情の波が一気に押し寄せ、Cさんは静かに泣きました。怒りよりも深い悲しみ──裏切りに対する喪失感が、体の奥底から込み上げました。

その夜、夫と向き合い、すべてを話しました。夫は平謝りするものの、Cさんの心は簡単には動きません。離婚という選択肢が何度も頭をよぎりました。しかし、不倫女性の涙ながらの謝罪と、夫がついた嘘により、Cさんは複雑な感情を抱いていました。

夫の裏切りは到底許せるものではない。それでもCさんは、感情に流されて関係を断つのではなく、事実を整理し、冷静に向き合うことを選びました。不倫女性の謝罪を受け入れたことで、Cさんは自分の感情とも向き合う時間が生まれたのです。

夫とは今後の関係について慎重に話し合い、「信頼の再構築に向けたルール」を決めることにしました。この出来事は、Cさんにとって、自分の人生をどう生きるかを深く考える機会となりました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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