可愛い我が子の成長をずっと見守っていたい、たくさんの愛情を与えたいと考える親御さんが多いと思いますし、そうであって欲しいと願わずにはいられません。
今回は筆者の実体験をご紹介します。

どうしてこっちに来ないの? 完全放置のママに違和感

息子はあちこち移動するので、その都度私も一緒に動いています。
女の子は私の横へ張り付くようについて来ていたのですが、

「ねぇまだ私ここで遊びたいんだけど!? 止まってよ!!」

あまりに動き回る息子に苛立ったのか、息子に怒ってきたのです。
私は女の子をやんわり阻止して、

「それ上手やね! ママにも見せてあげたらいいんじゃない?」

そう近くにいるママに聞こえるよう、やや大きめの声で言ってみました。
しかしママは、一瞬こちらをチラ見しただけで、すぐスマホに目線が戻ってしまったのです。

もう少し子どもに寄り添ってあげてほしい。本当に悲しい

平和的解決として一緒に遊ぼうとしても、息子のオモチャを奪い取ってきたり、「この子じゃなくて、ずっと私を見て!」というような状態でした。
結局埒が明かず、その日は早々と公園を出る羽目になってしまったのです。

後日顔見知りのママにその話をすると、その親子は時々この公園に来るようですが、ママは子どもを完全放置しているのだそう。
「見て見て!」と健気に言う女の子は、本当はママに見て欲しいのだと思うと、胸が痛みました。

他所の家庭の育児に口出しはしたくありませんが、本当に悲しい気持ちになってしまった出来事でした……。

まとめ

もしかすると、スマホでお仕事関係の連絡などをしていた可能性はあります。
それでも少しくらい一緒に遊んだり、話しかけてあげることは出来なかったのでしょうか?
子どもは皆、愛され大切にされる存在。色んな事情があったかもしれませんが、なんともやるせない体験となってしまったのでした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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