今回は、筆者が2人目を出産した後に、育児ノイローゼになりかけた時のお話です。
自分のことを考える暇もないほど毎日バタバタでしたが、2歳の長女に言われた一言で、自分が危ない状況だということに気づき……

保育園の一時預かりを利用

長女の一言で、自分が育児ノイローゼになりかけていると気づいた私。

このままじゃ危ない、どこかで息抜きをしないと、と思い、市が行っている保育園の一時預かりを利用することにしました。私が住む自治体の一時預かりは、保護者が仕事をする場合はもちろん、リフレッシュ目的でも利用できます。

3時間だけでしたが、保育園で子ども達を預かってもらい、私は昔よく通ったお気に入りのレストランに向かいました。

リフレッシュでき、また笑えた

そのレストランは、子ども達が生まれる前に夫とのデートや、友達とのランチでよく通ったところでした。

見慣れたおしゃれな雰囲気の中、奮発して一番いいランチコースを頼み、美味しい料理に感動しながらゆったりとした時間を過ごします。何か月かぶりの1人時間で、とてもリフレッシュできました。

食事を終え子ども達を迎えに行くと、長女は笑顔でかけよってきて、長男は私の顔を見て恋しさからか泣き出します。

離れていたからか、子ども達がいつもの何倍も可愛く見え、私は自然と笑顔になり子ども達を抱きしめました。

一時預かりを利用し、リフレッシュできたことで、私は再び笑えるようになりました。

長女の一言で、自分がかなり追い詰められている状態、いわゆる育児ノイローゼ寸前だったことに気づかされました。もしあの時、長女に言われなかったら、もっと追いつめられていたかと思うと、今でも怖くなります。

育児中は、知らず知らずのうちに無理をしてしまいがち。一時預かりのような外部のサポートを利用し、心身を休ませる時間を持つことは、決して特別なことではなく、むしろ笑顔で育児を続けるために必要なことだと痛感しました。

たった2歳とは言え、私の異変に気付き声をかけてくれた長女、そしてリフレッシュできたことで、私は再び笑顔を取り戻すことができました。本当に、子どもたちに救われました。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Junko.A
5歳、3歳、1歳の3人の子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

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