新年度がスタート! 会社はもちろん、子どもも新しい学年へと進級するおめでたい季節になりました。しかし、心構えを間違えると、おめでたいムードから絶賛鬼ハードモードへと変わってしまうかもしれません。今回は、筆者の知人が経験した小学1年生の落とし穴エピソードをご紹介します。
画像: やってしまった(泣)我が子が小学校へ入学! 母もパートに出るも『新1年生の落とし穴』に真っ青!

我が子が小学生に!

Bさんの娘は幼稚園を卒園し、春にとうとう小学校へ入学することになりました。小学校の準備も万端だし、先輩ママたちからも情報をたくさん聞いていたBさんは、子どもが学校に行っている時間帯にパートで働き始めようと決意しました。
幼稚園の春休み中にいろんなパート募集先に応募をして面接をしていたのですが、あまりうまく行かずに苦しんでいたところ、あるスーパーの面接でその場で採用をいただきました。

職場から「大丈夫?」と聞かれるも……

出産を機に退職してしまったBさんにとって、働くことも外と繋がることも久しぶりだったため、パートでの仕事を楽しみにしていました。そんな気持ちの高ぶりもあり、最初のシフトを提出する時に結構多めに出勤希望を提出しました。それを受け取った上司が「お子さん、小学生になるんですね! 4月って早帰りとか大丈夫ですか?」と聞いたのですが、「先輩ママたちに聞いたところ、給食は入学式の翌日からすぐ始まるし、早帰りも少ないって聞いているので、15時くらいまで大丈夫です!」とBさんは答え、4月のシフトを提出しました。

入学式を迎え、蓋を開けてみると……!

いざ、入学式を迎え、いろんな資料に目を通していると、4月の下校時間の表が出てきて、Bさんは「え!?」と思わず大きな声を出してしまいました。
1年生の給食開始は4月の3週目の終わりからと書いてあったのです。え、どういうことなの??? 入学式の翌日から給食って聞いてたのに!? と下校時刻表を見ていると、なんと在校生だけが入学式の翌日から給食スタートだったのです。
先輩ママたちとの会話を思い出すと、たしかに、「うちの子たちは、」って前置きしてた気がすることをBさんはこの時思い出していました。
うわーやってしまったー……と頭を抱えてしまったBさんは、職場の上司に事情を説明しました。「ですよね。そんなことかなと思っていたので、4月は短い時間のシフトで組んでますよ! Bさんもお子さんと一緒に少しずつ慣らしていってくださいね。」と、上司が気を利かせてシフト時間を最初から考慮してくれていたのでした。

そして、給食開始が遅いだけでなく、早帰りもGW明けくらいまで続くことを知り、1年生ってこんなに大変なんだと気付かされた4月だったのでした。

【体験者:20代・女性主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり
読者モデルを経て、ライターに転身。仕事柄、美容や装いにこだわる女性たちの心理やリアルに興味を持ち、取材。結婚・出産を機に現在は、育児をしながら、女性としての美や健康も両立する女性を主な取材対象に、いつまでもきれいで美しい人生を送るための秘訣をリサーチし発信する女性向けコラムニスト。女性の人間関係に注目した記事も人気。

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