友人Aの話です。
義父の通院に付き添った際の、義母のまさかの対応に戸惑い、義実家との関係を見直すきっかけになった出来事を紹介します。

「あなたは外にいて!!」

検査結果を聞く順番になり、看護師から
「○○さん、診察室へどうぞ。ご家族の方もご一緒に中へお入りください」 と案内されたそのとき、義母が突然きっぱりと言ったのです。

「あなたは外にいて!!」 と。
思わず固まるAをよそに、義母は義父の背中を押してすっと診察室の中へ。

あっけにとられたまま、Aの目の前でドアが閉まりました。
(私は家族じゃないってこと?) という思いが胸に広がり、ただ黙って椅子に座るしかありませんでした。

夫と話し、少しずつ距離を置くことに

幸い、義父の病状は命に関わるものではなく、その点は安心しました。
けれど、便利なときだけ「身内」として頼り、血の繋がらない嫁には大事な情報を一切開示しない。向けられたあからさまな拒絶に、胸が締め付けられるように痛みました。
モヤモヤした気持ちは帰り道も消えず、車内はずっと重たい空気のまま。
何とか義実家まで義両親を送り届け、帰宅すると涙がこぼれました。

夫の帰宅後、一部始終を話し今後の関わり方について相談。
その日を境に、義実家の用事は夫が優先して行うことになり、Aは少しずつ距離を置くようになったのです。
けれど同時に、あの出来事は「これ以上、無理に義実家に尽くさなくていい」という、自分を守るための境界線に気づかせてくれるきっかけにもなりました。

【体験者:50代・会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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