春に部署に配属された新入社員の女性はとても明るくて、人懐っこい性格。
最初は好意的に受け取っていたものの、やがて新入社員が自分に懐く「本当の理由」を知ってショックを受けることに。
筆者の友人A子が実際に体験したエピソードをご紹介します。
画像: <50代の私、ショック!>新入社員「なんでも相談してもいいですか?」慕われた『本当の理由』に唖然

人懐っこい新入社員現る

私が勤める会社に新入社員として配属されてきた女性は、とにかく人懐っこい性格。

いつもニコニコしながら
「お疲れ様です!」
と話しかけて来て、仕事の質問も積極的。

「フレッシュな新人が入ったね」
と、周囲も新人女性に好印象を持っていました。

「何歳ですか?」突然の質問

ある日、帰り支度をしてたら新人女性に
「一緒に帰りませんか?」
と言われ、方角も同じだったので一緒に帰ることに。

新人女性は終始楽しそうにおしゃべりしていたのですが、突然
「A子さんはおいくつですか?」
と聞いてきました。

ストレートすぎる質問に戸惑いつつ答えると
「お若く見えますね!」
と笑顔。

なぜか懐かれるように

その日以降、新人女性はなぜかより一層私に懐くように。

「A子さん、一緒にお昼食べましょう」
「A子さん、相談したいことがあります」
「A子さんは本当に頼りになるなって思って。今度の土曜日空いてませんか?」

最初こそ微笑ましかったものの、さすがに戸惑い始めた私。

慕われる「本当の理由」に愕然

ある日、仕事中に相談に乗っていたら

「A子さんて私のお母さんと同い年なんです!」
「お母さんみたいに、頼りにしてます」

と言われて唖然。

「頼れる先輩」ではなく「職場のお母さん」なのね……?

困った私は
「私はお母さんじゃないんだけどね」

と冗談混じりに言うと、やりとりを見ていた他の同僚が

「そうよ。A子さんは先輩であってお母さんじゃないわ。距離感はしっかりね」

と新人女性に釘を刺しました。

この釘がきいたのか、その日以降新人女性から頻繁に誘われることはなくなりました。

懐かれるのは嬉しいものの、あくまで職場は仕事をするところ。
無邪気な距離感に戸惑う出来事でした。

【体験者:50代・会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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