中学生になった途端、忘れ物が増えた息子についイライラし、激しく叱ってしまったA子。
しかし、元カウンセラーの友人から受けた<あるアドバイス>のおかげで、息子の心の内を知ることとなりました。

息子の気持ち

始めの数日間、息子は「別に」と返すばかりでしたが、毎日声をかけ続けていると、次第にぽつぽつと答え始めてくれました。

「勉強する科目が増えて、宿題も多くて大変なんだ」
「部活と勉強の両立が難しい」
「友達関係も気を遣うことが多くて、気疲れする」

息子は中学という新しい社会の中で、思い悩みながらも精一杯頑張っていたのです。
C美の言う通り、忘れ物は単なる不注意ではなく、ストレスや疲れの現れだったのだとわかりました。

まとめ

その後も私は、毎日「今日、学校はどうだった?」「今、心配事はない?」と声をかけるようにしています。
息子も話すことで頭が整理されるのか、積極的に会話をしてくれます。

最近では、徐々に中学にも慣れてきたと嬉しそうにしていて、気づけば忘れ物の回数も減っていきました。

私はこれまで、「忘れ物をする=だらしがない」と思い込んでいました。
しかし実際はそうではなく、息子は息子なりに、新しい環境の中で戦っていたのですね。

親として、子どもの行動の裏にある気持ちにもっと目を向けていこうと思った出来事でした。

【体験者:40代女性・パート主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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