筆者の友人・E奈は中学時代、同級生・F美を中心としたグループから壮絶ないじめを受けていました。しかし、数年後。努力を重ねたE奈は、F美たちを華麗に見返すことができたそうです。E奈のサクセスストーリーをご紹介しましょう。

Y君は「社長、こんな時にすみません。ちょっとご確認いただきたいことがあるんですが。」と私に話しかけてきました。
そう、Y君は今、私の部下として働いているのです。
その様子を見たF美たちは一斉に私へ近づいてきて「すごいじゃん!」「さすがE奈(私)だね!」と何事もなかったように話しかけてきました。

反撃開始

F美たちのいじめを忘れていない私は「あら、お久しぶりです。中学時代は随分といじめてくれましたよねぇ。忘れたとは言わせませんよ?」と言い返してやりました。
私の隣ではY君がF美たちを真顔で威圧!
F美たちは何も言い返せず、気まずそうにその場からいなくなりました。

後から聞いた話では、F美たちは素行の悪さで高校を退学させられていて、仕事もうまくいっていないんだとか。
きっと私をいじめて、憂さ晴らしでもしようと思っていたのかもしれません。

意外な再会

その後、F美は私の会社の求人に応募をしてきました。
いったい何を考えているのでしょう……?
大人になっても、いや大人になったからこそ、あんな人間と一緒に仕事などできるわけがありません。

私は書類選考でF美を落としました。
理由はF美自身が一番わかっていることでしょう。

【体験者:40代女性・会社経営、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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