仲の良い友人でも、金銭感覚はそれぞれ異なるものです。筆者の友人・R美は、根っからの倹約家な友人A子の、就職してからの金銭感覚に驚いたとか。そんな倹約家のA子がしでかしたトラブルとは──?

非常識すぎる発言

「ねぇ、香典返しって普通半返しって言うでしょ? 私たち1万円も包んだのに、この香典返しって3千円にもならないんじゃない?」

A子の非常識すぎる発言に、周囲はドン引き。
私は思わず「A子、声が大きいよ。」と言いました。
すると別の友人が「嫌なら来なければ良かったんじゃない? それがお世話になった人のお通夜で言うセリフなの? いい加減にしなさいよ。」と咎めてくれたのですが、A子は納得のいかない顔をしていました。

疎遠

以前から多少のわだかまりはありましたが、お通夜での出来事が決定打となり、友人たちはA子との付き合いをやめることに。
私はA子との付き合いが長かったので悩みましたが、さすがに倹約家の域を超えた非常識さに呆れてしまい、距離を置きました。

A子はお通夜のことなども気にせず連絡をしてきますが、以前のように会う気にはなれないのが本音です。
お金を大切にすることは素晴らしいことですが、周囲をドン引きさせるような非常識さは正すべきだと思っています。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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