子どもの反抗期に頭を抱える人も多いのではないでしょうか? 口をきいてくれなくなったり、部屋に閉じこもりがちになってしまうと、接し方にも悩んでしまいますよね。今回はそんな反抗期にまつわるエピソードを友人に聞きました。

抱きしめながら優しく理由を尋ねると、兄の反抗期で家の中の雰囲気が悪く、寂しい思いをしていたこと、兄のように反抗すれば私が構ってくれると思ったことなどを打ち明けてくれました。

反抗期と向き合う

次男の気持ちを汲み取ってやれず、知らず知らずのうちに傷つけていたことを深く反省した私は、家に帰ると息子たちを座らせて、改めて話し合いました。

「お母さんは2人とも同じくらい大切。それは反抗期でも関係ない!」と伝え、2人の気持ちを尊重しながらも、家族として守るべきルールを改めて確認しました。

息子たちも、私の真剣な様子を見てさすがに思うところがあったのか、真剣に聞いてくれました。
それからは、兄弟ゲンカが勃発しても、以前のように険悪な雰囲気が長引くことは少なくなってきています。

反抗期は成長の証でもあり、子どもたちと向き合う貴重な機会だからこそ、親も忍耐強く接することが大切だと感じた出来事でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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