価値観は人それぞれと理解はしていても、大きく価値観が違うとお付き合いはうまくいかないものです。筆者の知人Aさんは、衛生観念があまりに違う無神経なママ友との付き合いに悩んでいました。「私、気にしないから!」が口癖の困ったママ友、あなたの周りにはいませんか?
画像: ママ友よ、お願いだからやめてぇーッ!! 私のリップを手に取り、、、【ズレすぎた衛生観念】に衝撃

家族ぐるみで付き合うママ友ができました

Aさんは幼稚園生の娘を育てるママ。結婚で夫の地元に引っ越してきたおとなしい性格のAさんには、これまでママ友と呼べるような人がいませんでした。

寂しい気持ちを抱えながら孤独な子育てをしていたAさんに転機が訪れたのは、娘の入園のときです。入園式で声をかけてくれたCさんと友だちになることができました。

娘同士も気が合うようで仲良くなったため、休日も家族ぐるみで遊ぶ仲になったのです。やっと友だちができて嬉しいAさんでしたが、Cさんの言動に気になる点がありました……。

何でも借りるAさん

おとなしい性格のAさんとは対照的に、Cさんは積極的で押しの強い性格をしています。

初めは友だちができた嬉しさが勝っていたAさんでしたが、次第に豪快であまり細かいことを気にしない性格のCさんとの付き合いに気になる点が出てきたのです。

Cさんと一緒に出かけると、必ず何かを貸すことになります。忘れ物が多いCさんは何でも「貸して!」と言ってAさんのものを借りようとしてくるのです。

衛生観念大丈夫? 「私、気にしないから!」

Cさんが借りようとするものは、ペンや傘といったAさんからしても貸しても問題のないものから、Aさんが貸したくないと思うようなものまでさまざまでした。

Aさんが驚愕したのは、トイレで化粧直しをしているときにリップを借りようとしてきたことです。

「そのリップ貸して!」というCさんの言葉に思わず嫌そうな顔をしてしまったAさん。するとCさんは「私、気にしないから大丈夫だよ!」とAさんの手からリップを取り自分の口に塗りたくりました。

口が触れるものを貸し借りする発想のなかったAさんはびっくり。Cさんに貸したリップは自宅に帰ってから処分しました。その他にも、Cさんは借りたタオルで平気で汗を拭いて返してきたり衛生観念がAさんとはまるで違いました。

距離をおきたい無神経ママ

Cさんとの価値観の違いにAさんは悩んでいましたが、その他の部分では常識的で、お金を借りてこようとしてくることもないし自分の心が狭いだけなのかもしれないと思っていました。

娘たちは仲良しで遊びたがるので付き合いは継続していますが、毎回Cさんの「私、気にしないから!」にはうんざりしています。

早く娘が大きくなって子どもだけで遊べるようにならないかなとAさんは思っているそうです。「そちらが気にならなくても、こちらは気になりますから!」大きく価値観の異なる相手とのお付き合いは難しいものですよね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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