『ありがた迷惑』という言葉があるように、一見親切に感じることが実際は迷惑だった、なんて経験はありますか?
今回は筆者の友人が「初めはありがたかったけど、段々困ってしまったの」とため息交じりに話してくれた、上司とのエピソードをご紹介します。
画像: 助けてくれるのはありがたいけど、、、上司の「こうした方がいいよ」に潰されかけた『部下の悩み』

親切の押し売り

私が以前勤めていた会社で、男性上司からの【親切の押し売り】に困ったことがありました。

その上司は『自分は部下に慕われ頼られている出来る上司』という姿に憧れがあるようで、過剰に私たちの仕事に介入してきます。

私も最初は『助けてもらえてよかった』『勉強になる』とありがたく受け入れるようにしていたのですが、次第にその態度が行き過ぎではないかと感じるようになっていったのです......。

尊重してほしいのに

例えば、新しいプロジェクトの資料作成をしていた時のこと。

上司は『こうした方が分かりやすくなるよ』『仕方ないなあ』と周囲に聞こえるような声で言いつつ私の席の後ろを通るたびに作業に無断で手を加え始め、最終的にはせっかくした作業のほぼすべてを修正してしまったのです。

確かにアドバイスをもらえるのはありがたかったものの、苦労して一から自分で作成したアイデアが最終的にはほぼ全部が上司のアイデアになっていたことにモヤモヤしていました。

しかし、もしかしたら本当に私の力不足が原因かもしれないと思い、同じプロジェクトに携わるベテランの先輩に私が作成した資料を見てもらいましたが彼女には「問題ない」と言われたのです。
このようなことが度重なる内に、上司は『自分がこんなにも仕事が出来て部下に尊敬されている』という姿を周囲にアピールしたいだけで、私のやり方や考えが尊重されていないと感じるようになっていったのです......。私はここで、自主性を奪われているように感じてしまいました。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.