『ありがた迷惑』という言葉があるように、一見親切に感じることが実際は迷惑だった、なんて経験はありますか?
今回は筆者の友人が「初めはありがたかったけど、段々困ってしまったの」とため息交じりに話してくれた、上司とのエピソードをご紹介します。

正直に伝えると?

しかも、ほかの同僚には『自分の部下は自分がいないと何もできない。自分のことを凄い上司だと皆言っている。自分は部下の不甲斐なさで苦労しているけど、私の見事な采配でこの仕事がうまくいった』と言って回っていることを聞いて、だんだん腹が立つように!

この話を聞いて、最終的に私はその上司に直接苦言を伝えることにしました。

「いつもアドバイスいただけるのは大変ありがたいです」
「しかし、私自身がもっと成長するためにも、最初に私の言い分を聞いてから手直し等をしていただけるととても助かります」

勇気がいりましたが、やんわりそう伝えてみるとその日から過度な干渉は以前と比べてなくなりました。

断る勇気

このおかげでストレスも減り、仕事が円滑に進むように。正直に伝えることには迷いもありましたが、このままでは自分が潰れてしまうと感じ、意を決しました。

もちろん上司として部下を管理するのは大切な役目ということは理解しています。
しかし、自分が周囲に認められたいという強い気持ちを押し付けすぎて、相手の気持ちを無視した行動を取りすぎるのはあまり良くないのではと思いました。

この経験から、仕事に限らず人間関係においては自分のエゴを押し付けるのではなく、まずは相手を尊重することが大切だと学んだのです。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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