向上心があるのは良いことですが、だからと言って何事も完璧にこなすのは難しいもの。
筆者も高校時代、それを痛感しました。
そこで今回は、高校時代の苦い経験をお話しましょう。

どっちも挫折

連日の徹夜とハードな練習に悲鳴を上げた体は、遂に言うことを聞かなくなります。
こうして勉強も全く付いていけなくなった私は、結果的に高校を中退しました。
その頃は、理想の自分になれなかったことを非常に情けなく感じたものです。

「なんで、どっちも両立出来る人がいるのに、私はダメなんだろう……」
そんな気持ちが拭えるようになるまで、正直、5年程掛かりました。
それ程までに、あの一件は私の中でショッキングだったのです。

自分と対話するのも大事

今となれば「そんなに頑張らなくても良いんだよ」と自分に言ってあげたいです。
漫画の世界みたいに、どっちも全力で頑張って、キラキラ輝く! って確かにすごく素敵ですよね。
でも、それが全てじゃ無いでしょう。

「まずは学校に慣れてから、部活動に入る」などの選択肢もあるハズです。
人生は長いのだから、すぐに結果を出そうと思わず、自分の限界を知り、己と対話することもまた大事だと学んだ一件なのでした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。

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