デジタル化が急速に進む日本で、年齢を重ねるごとに情報弱者になりつつある自分に気付かされます。これは筆者が息子との会話で感じたジェネレーションギャップのお話。時代についていけない母の情けないエピソードです。

デジタル化

息子の話を聞くと、今の学校では先生が黒板に必要なことを書いた状態で「じゃあいいですよ。」とGOサインを出し、その時点で生徒はタブレットで撮影をするのだというのです!
息子は私の言った『板書』という単語が全く分からなかったらしく、何度も「それ何?」と聞かれる始末。
説明すると「今そんな言い方する先生いないよ~(笑)」と大笑いされてしまいました。

提出物もほとんどタブレットからの提出なので、ノートはほとんど使わないのだとか。
言われてみれば、息子のペンケースはとてもコンパクト。
今回購入した蛍光ペンなどは、自主学習用だと聞いて心底驚かされました。

ジェネレーションギャップ

私たちが中学生の頃は、板書を写すのに必死になり、先生に消されて怒った経験や、同級生とノートの貸し借りなどをしたものですが、今の中学生にはわからない感覚だとのこと。
この数十年の間に、学校も教育スタイルもデジタル化が進み、様変わりしていることに気付かされました。

確かに欠席連絡もアプリを使用し、昔のような緊急連絡網などもありません。
これは親もアップデートしないと、付いていけないなと思わされる出来事でした。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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