昔からの友人やママ友など、友人関係でお金の貸し借りをするのは抵抗があるという人も多いでしょう。どんなに仲が良かったとしても、お金はどうしてもトラブルの原因になりやすいものです。今回はママ友とのお金の貸し借りトラブルに巻き込まれた経験のある筆者の知人、Hさんのお話です。
画像: 「お米を買うお金もなくて」【借金を申し込みにきたママ友】→ でも実は──『真の目論見』に失望

借金を申し込まれ……

Hさんは当時、子どもの幼稚園のママ友と数人で子どもを交えて食事に行ったり、お迎えの前にお茶をしたり、いたって普通のママ友づきあいをしていました。

ある日ひとりのママ友が、とても深刻そうな顔でHさんを物陰に呼びました。
「どうしたの?」
「実は……お米を買うお金もないから、5000円だけ貸して欲しいの!」
そのママ友はKさんと言って、最近ママ友グループに入って来た若いママ友でした。まだ親しくなって間もないため、お金を貸すのはちょっと、とHさんは躊躇してしまいます。

「ごめんね、今持ち合わせがなくて」
お金の貸し借りはトラブルの原因になりやすいため、気の毒に思いつつもHさんは断ることにしました。

お金の代わりに

「あの、良かったらこれ少しなんだけど……」
翌日、Hさんは幼稚園のお見送りの際、ある物をKさんに渡しました。

「うちの実家、米農家なの! 返さなくていいからね」
それは、Hさんの実家から送られてきたお米です。お米を買うお金もないと聞いたので、Hさんはお金ではなくお米を分けてあげることにしたのでした。

「え、そういうのは大丈夫」
なぜかKさんはドン引きしてお米を受け取らず、逃げるように帰ってしまいました。

そしてその後、HさんはKさんから無視されるようになってしまったのです。
「一体どうしてなんだろう」
なぜ無視されるのかを悩んだすえに、Hさんは他のママ友に相談してみることに。

「Hさんも借金申し込まれたの? あの人お米がどうとか言いながら、実はパチンコにお金使ってるんだよ。私パチンコに入って行くとこ見たし」
そのママ友から聞いたところによると、Kさんは「お米を買うお金がない」と言って同情をひき、ママ友たちからお金を借りまくっているとのこと。

「お米持ってこられたら、もうお米の話でお金借りられないから避けてるんじゃないかな」
「なるほど」
子どもがひもじい思いをしないようにお米を渡そうとしたのに、とHさんはガッカリ。その後Kさんはママ友全員から距離を置かれたそうです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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