筆者の友人・S子とS子の夫は大学の同級生でした。大学時代から10年近く付き合った末に結婚し、その後2人の子どもにも恵まれ、幸せに生活をしていました。しかしある日、夫の不倫相手という人が訪ねてきて──?

女性の様子を話すと、どうやら夫の出向先で別の男性社員と問題を起こし、自主退職した社員だということがわかったのです。
2人の上司でもあった夫は、トラブルの仲介役になっていたことも判明。
どうやら仲介役の夫を逆恨みし、わざわざ我が家を訪ねてトラブルを起こそうとしたのではないかということでした。

絶句

あまりのことに私も夫も絶句。
「あなたが最近帰ってこれなかったのは、もしかしてそのトラブルが原因だったの?」と聞くと、夫は「そうなんだ。男性社員の奥さんが裁判を起こしてね。会社も巻き込まれて大変だったんだよ。」と話してくれました。

帰ってこない=不倫を疑った自分のことも反省しましたが、出向先の地方からわざわざ我が家まで来たということに、私たちは「ちょっと怖いね。」と苦笑い。
それからその女性が来ることはありませんでしたが、未だにちょっとゾッとする出来事でした。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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