中学や高校の制服って結構なお値段がしますよね。汚れた時や成長して小さくなった時などに買い替えるのも大変ですし、近所の人からおさがりを貰った経験のある人もいるのでは? 今回はそんな子どもの制服のおさがりでとても不快な思いをした経験のある筆者の知人、Yさんのお話です。

大切にしていた制服
Yさんの長女は当時中学校を卒業したばかり。長女は3年間大切に着ていた中学校の制服を置いておきたいと言っていました。
「もう着る機会もないけど、しばらく置いておこうか。必要な人がいたら譲ってあげてもいいしね」
親子で相談をして、制服はそのまま置いておくことに。
するとまもなく、長女と小学校から仲良くしていた男の子のママから「下の妹が中学に入学するから、制服を譲って!」と頼まれたのです。
確かに制服は結構なお値段がしますし、Yさんの長女も制服が汚れたりした時のために、予備の制服を近所の人からおさがりで貰ったことがあります。
しかし、どうやらそのママ友は経済的な余裕がないため新しい制服を購入することなく、おさがりだけで間に合わせたいようでした。
制服を譲ったら、まさかの展開に
「やっぱりきれいな制服がいいだろうし…… 譲ってあげてもいいよ」
仲良くしていた友達の妹のためでもあるので、Yさんの長女は大切にしていた自分の制服とおさがりでもらった制服の両方を譲ると言いました。
「ありがとう! 本当に助かるわ」
Yさんが制服を渡すと、ママ友は喜んで帰っていきました。
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