自分的には「納得できない」と思うことでも、仕方なくやらざるを得ないことって少なからずありますよね。今回は私の友人A子さんから聞いた、新しい職場でのトイレ掃除のやり方に納得できず、上司に直談判した話を紹介します。
画像: <トイレ掃除は女性の仕事!?>会社の謎ルールに「納得できません!」上司に直談判した結果

新しいパート先で……

A子は春から新しいパート先である中小企業で事務職として働き始めました。希望していた事務職で、家から車で約5分ほどのところにあり、勤務時間の融通が利くのをメリットに感じ、この職場を選んだのですが……。

思いのほか、実際に働き始めてから初めて知らされることが多かったのです。

女性従業員だけがトイレ掃除!?

中でも嫌だったのが、トイレ掃除でした。この職場では、なぜか正社員・パートの区別なく、女性従業員だけが女性トイレも男性トイレも順番に掃除を行うのがルールだったのです。

20代後半のA子にとって、男性トイレの掃除をするのは少なからず恥ずかしさや抵抗感がありました。とはいえ最初は仕事の一部と考え、自分を納得させようとしていました。

上司に物申す!

しかしよくよく聞いてみると、周りの女性従業員もみな、「なんで女性ばかり」「男性トイレは男性従業員が掃除してほしい」という意見だったのです。

誰が決めたのかは分かりませんが、昔から「トイレ掃除は女性がするもの」というルールだったようで、おかしいとは思いながらも誰も声をあげずにいるようでした。そこにパートとして、A子が入社。もともとはっきり主張するタイプのA子は、やはり納得がいかず、直属の上司に物申したのです……。

直談判した結果……

すると男性の上司は、トイレ掃除を女性従業員だけが行っていたこと自体を知らなかったらしく、早速ルールを変更するように指示。男性トイレは男性従業員で、女性トイレは女性従業員で順番に掃除を担当するようになりました。周りの女性従業員から感謝されたA子でした。

パートの身分でありながら、女性従業員を代表する形で上司に直談判するのはかなり勇気がいりそうです。上司が理解のある方でよかったですね。

【体験者:20代・女性パート、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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