筆者の知人のM子さんは、過去に同級生のY美さんに意地悪な態度を取り、傷つけてしまったことがありました。
2人は思わぬ場所で再会し、M子さんは過去の振る舞いをとても後悔したのです。
2人の間に何があったのでしょうか?

私たちの目の前に現れた人は……

面談日の当日、緊張しながら面談室でカウンセラーを待つ私たちの前に現れたのは、なんとY美だったのです。

K介の言葉をひとつひとつ丁寧に聞き取り、心に寄り添ってくれるY美に、K介はすっかり心を開いたようです。

面談後、部屋を出ていくY美を追いかけ声をかけました。

高校時代の私たちからのイジメでとても傷ついたY美は、この経験をムダにしたくないと思い大学で心理学を専攻。

今はカウンセラーになり、イジメにあって心が傷ついた子どもの心のケアをしていると話してくれました。

過去の自分の行為が恥ずかしく、顔を上げられない私に「一緒にK介君を支えましょう」と声をかけてくれたY美。

私はY美に過去の過ちを心から謝りました。

このことを通じて感じたこと

Y美のアドバイスに支えられてK介は次第に元気を取り戻し、学校に行ける日が増えてきました。

この出来事を通じて私は人をバカにしたり、傷つけたりする言葉を容易に使ってはいけないと、身に染みて感じました。

人を傷つけたことは、いつか形を変えて自分に返ってくるのかもしれませんね。

【体験者:40代・パート、回答時期:2025年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。

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