親子料理教室は、親子のコミュニケーションも深まり子どもの自立への一歩にもなると人気の習い事です。数年前、筆者のママ友Mさんは公民館主催の親子料理教室に通っていました。ここは低学年を対象とした教室。そこで出会ったUさん親子は変わった人たちでした。今回Mさんから当時のエピソードを聞いてきました!
画像: 料理教室に現れた、ヤバい親子──調理中に【勝手に食べる子ども】が引き起こした『ゾッとする事件』

調理中、勝手に食材を食べる男の子を注意

ある時、Uさんの息子、U太くんが飾り付けで使うみかんの缶詰に手を突っ込み、パクッと口に入れました。

彼の行動にびっくりしたMさんは「これは後で使うから勝手に食べないでね」と優しく注意。

するとすかさずUさんが「子どもがやったことに、いちいち目くじら立てないでよっ」と嫌味っぽく言ってきたのです。

男の子のわがままがエスカレート

Mさんはこの一件を先生に伝え、次のレッスンからは違うグループに入れてもらいました。

その後もU太くんのわがままはどんどんエスカレート。

調理中に室内を走り回り、調理器具を落としたり、出来上がった料理に「まずい!」と文句を言ったりやりたい放題でした。

そしてついに事件が起こります!

Uさん親子が体調不良の中、料理教室に参加

ある日、Uさん親子が明らかに体調が悪いにも関わらず教室に参加した時のことです。

料理中も咳や鼻水がひどかったのですが、2人ともマスクをしていませんでした。

そこで先生が気を利かせて、予備のマスクを渡し一旦は落ち着きました。

料理も完成に近づき、いよいよ最後の味見の段階になった時のことです……。

鍋からスプーンで直接味見をし、なんとその後……

みんなが先生から盛り付けの方法を聞くために料理台から離れた隙に、Uさん親子が鍋から直接スプーンで味見をし、それをそのまま鍋に戻したのです。

何人かの子どもたちは、それを目撃していました。

そして次々と「汚い!」「食べたくない!」と言い出し、せっかく完成した料理をUさん親子に台無しにされたと泣き出す子まで出ました。

料理教室から強制退会に!

この事態を重くみた先生は、Uさん親子が舐めた料理を処分。

そして「他のグループから少しずつ分けてあげて」と指示してくださり、その場はなんとか収まりました。

そして、主催の公民館スタッフ・料理教室の先生・Uさん親子との話し合いで、Uさん親子は料理教室から強制退会となったのでした。

親としてわが子には、公共の場でのルールやマナーをしっかり教えておいた方がいいと学んだ出来事でした。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。

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