自分の辛さを他人にわかってほしいという気持ちは、誰もが持っているでしょう。
ですが、相手の気持ちを考えずに自分の辛さをぶつけて、うっぷんを晴らすのはいかがなものでしょうか。
これは筆者の友人の体験談です。

「あなたは独りになったんでしょ。気楽でいいわね」

心をえぐるような言葉に私は、頭の中が真っ白になり立ちすくんでしまいました。

そんな私を尻目にUさんは夫や義実家の文句を話し続け、自分は結婚生活が大変なのだとアピール。

私たちに気づいた友人が慌ててUさんを私から遠ざけ、私に近づかないようにしてくれたのです。

どんな時も相手への思いやりは大切

Uさんは夫に浮気されたり、義実家との折り合いが良くなくて義母から嫌がらせをされたりして、相当ストレスが溜まっていたそうです。

そんな時に独身に戻り実家で生活している私が気楽そうに感じ、私に嫌味を言ってうっぷんを晴らしたかったとのことでした。

だからと言って、夫を亡くした心の傷が癒えない私でうっぷん晴らしをするのは、非常識すぎますよね。

それからしばらくしてUさんは離婚して独りになったと聞きました。

同級生は、先日の同級会での非常識なふるまいを見ていたので、Uさんには声をかけず距離を置いています。

気の毒だとは思いますが、他人への思いやりを欠いたUさんの自業自得だと思っています。

【体験者:40代・パート、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。

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