親しいママ友からマルチ商法の勧誘をされた筆者の知人の真紀さん(仮名)。
誘いを断ったために悪口を言いふらされるはめになってしまいました。
この時真紀さんが取った解決策は……。

「仲間にならない?」

美穂子さんの話を聞いてみるとそれはマルチ商法だったのです。

「仲間になったら、あなたにもメリットがあるの」
「素晴らしい人達と出会えるの」

と、その団体を盲信している美穂子さんは熱心に勧誘してきます。

ですがマルチ商法の仲間になるなんてとんでもありません。

お断りすると美穂子さんは他のママ友に「真紀さんは冷たい人だ」と、私の悪口を言いふらし出しました。

知識を身につけることが大切

困った私は、同じクラスのママ友に相談しました。

PTAの文化委員の彼女は「ほかにもマルチ商法にひっかかる人が出かねない」と、今年の小学校の文化講演会で、マルチ商法について専門家に話をしてもらうことをPTA役員に提案したのです。

文化講演会にはマルチ商法に詳しい弁護士が講師に招かれ、手口や危険性をわかりやすく説明してくれました。

同じクラスの保護者の中にはマルチ商法だと気づかず、美穂子さんの勧誘にひっかかりそうな人も何人かいましたが、この講演会で事実を知り被害を未然に防ぐことができました。

実は美穂子さん自身も、自分がしていることがマルチ商法だと気づいていなかったようです。

これをきっかけに美穂子さんは、マルチ商法の団体とは縁を切り、関わらないようになったそうです。

マルチ商法の勧誘者は相手に気づかれないように近づいてきます。

事前に知識を身につけておくことが大切ですね。

【体験者:40代・パート、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。

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