今回は、筆者が知人から聞いた「【夫のプライド】について考えさせられた出来事」を紹介します。「自分が出世しない理由」を妻に主張する旦那。しかしある日、旦那の同僚の奥様と話した時に、ある事実が発覚して……?

するとA子さんは不思議そうな顔をして「数年前までは上司に誘われて行っていましたね。でも今は若い社員がみんな嫌がるので、休日に社員同士で集まる習慣自体が無くなったと聞きましたよ」と言うのです。

私は「あれ、旦那は休日のゴルフは今でも開催されていると言っていたけど、どっちが正しいのかな?」と疑問に思い、その夜、帰宅した旦那に聞いてみました。

すると旦那は焦りながら「ごめん、君に『なかなか役職が上がらないから、仕事ができない人なんだろう』と思われたくなくて、休日行事に参加しないと出世できないと嘘をついていた」と白状したのです。

私が「別にあなたの出世について気にしたことはない。むしろ何よりも家族を優先してくれていることに感謝している」と言うと、旦那は「そうか、俺が気にしていただけか……」とポツリ。

旦那は自分が出世しないコンプレックスから、私から呆れられていると思い込んで、一人で悩んでいたのです。

「もっと日頃から、旦那に対して感謝の気持ちを伝えるべきだった」と反省した出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。

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