トイレットペーパーやペーパータオル、洗剤など消耗品をいつもほんの少しだけ残す人。これって絶対に確信犯ですよね? このなんでもちょっとだけ残す精神の持ち主に呆れていたところに救世主が現れた筆者の職場での話です。

めんどくさがりの確信犯の仕業

Kは、消耗品を取り替えたり、継ぎ足したりするのが面倒で残りちょっとだったり、もうないことがわかっているのに、知らないふりをしてわざとほんの少しだけ残しているのです。

あくまでも職場なので仕事の一部でもあるのに、この態度には本当に呆れてしまいます。

仕方なく気が付いた他の者が、取り替えたり継ぎ足したりすると、Kは「あ、もう洗剤なかった? 気が付かなくてごめんね」などとわざとらしく言ってくるのです。

救世主の一声で一喝!!

Kのこのなんでもちょっとだけ残す精神に周りは呆れていて、「またKさんか……」と、職場でもみんなが迷惑していました。

そこへ現れた新人のAさん。彼女は若いのになんでもズバズバとものを言うさっぱりした性格でした。

Kのことをまだよく知らないAさんでしたが、Kがいつものように手洗い場のハンドソープがもうほとんどないのに自分が使った後そのままにしていたところ、「Kさん消耗品の残りが少ない時は継ぎ足しておいてもらえますか?」と今まで誰もが言えなかったことをきっぱりと言ってくれたのです。

これには確信犯Kさんも「気が付かなくて」とタジタジ。私たちはめちゃくちゃスカッとしました。

面倒なことも次の人のことを思いやってやるのが大人のマナーですよね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M
保育士歴25年。ママたちの修羅場、バトルを多数目撃し、その経験を元にコラムニスト活動をスタート。アラフィフ主婦となった現在は、ママ友・育児・嫁姑問題などを、幅広い人脈を駆使してインタビューを行い、執筆する。

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