家事と育児と仕事。すべてを完璧にこなすことは、難しいことです。
「家族に負担をかけているのではないか」と、悩みながら過ごしている人もいるのではないでしょうか。筆者の知人の史奈さん(仮名)は、娘さんの言葉で救われました。いったい何があったのでしょうか。
画像: 「私は買ったお惣菜なんて食べさせなかった」料理上手な義母から嫌味 → でも、娘の言葉にホロリ

憧れの仕事に

私の両親は共働きでした。

仕事で忙しかった母に代わって私の世話をしてくれたのは、同居していた祖母。

私は根っからのおばあちゃん子でした。

大好きだった祖母は認知症になり家で過ごすことが難しくなったため、介護施設に入所しました。

晩年を介護施設で幸せそうに過ごしていた祖母の姿を見て、
「私も、高齢者が人生の最後の時間を幸せに過ごすお手伝いをしたい」
と思い、介護の世界に入ったのです。

夫の協力があってこそ

夫は私の仕事に理解があり、家事や育児にとても協力的です。

お互いの時間をやりくりして娘の保育園の送り迎えをし、私が夜勤の時は夫が娘をみてくれました。

職業柄、土日祝日に仕事のことも多いのですが、職場の同僚とも協力し合い休みを調整し、学校行事にはできる限り参加しました。

そして今や私は職場の最古参となり、後輩スタッフを引っぱっていく立場に。

大好きな介護の仕事をここまで続けてこられたのは、家族の理解があってこそ。

家族には感謝の気持ちしかありません。

完璧な義母

先日夫の実家を訪問した時のこと、義母が手作りのケーキを用意して出迎えてくれました。

義母は、結婚してからずっと専業主婦です。

家の中は掃除が行き届き、食事もお惣菜を買ったり冷凍食品を使うことはありません。

夫のおやつも手作りするような人で、女性は結婚したら家庭に入り家を守るべきという考えがとても強いのです。

「私は子どもに買ったお惣菜なんて食べさせなかったわよ」
など私の顔を見るたびに、私が仕事をしていることに対して遠回しに嫌味を言ってくるのです。

その都度気持ちが重くなっていたのですが、娘のあすか(仮名)が義母にこう言い返したのです。

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