友人S美の話です。
S美は玄関が別の二世帯住宅に義家族と暮らしています。生活はそれぞれ分けていますが、義母は夕飯後の時間を見計らって訪ねてきては、世間話をして帰っていくのですが──

夫が収穫

ある晩、義母がまた柚子の話をし始めたところで、夫が声を荒げました。
「もういい、俺がやる!」

そして休日、夫がついに柚子を収穫してくれたのです。義母はここぞとばかりに他の用事も頼もうとしてきましたが、夫は柚子だけ収穫するとすぐに家へ戻ってしまいました。

取り戻した静かな夜

こうして義母の来訪は週に数回へと減り、ようやく静かな夜が戻ってきました。S美家族は久しぶりにリラックスした時間を満喫。
「でも……自分で収穫できないものを植えるのは、やめてほしいな」
S美は心の中でそうつぶやき、ようやく一息ついたのでした。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2025年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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