息子の嫁を召使いのように扱い、用事を言いつけるお姑さんは少なくありません。言いつけられた方は、立場上「面倒くさい」なんてとても言えませんよね。今回は面倒な用事を言いつけてくるお姑さんを、まさかの人物がズバッと一喝してくれました。筆者の知人、Aさんから聞いたお話です。

「なによ、面倒くさそうな顔して!」
姑は不服そうにそう言いました。するとAさんのベッドの傍で仁王立ちをしている姑の後ろから、誰かの声が響きました。
「そんなの面倒に決まってんじゃん」
「な、何!」
姑が振り返ると、そこにはAさんの様子を見に来た娘がいました。
「熱出して寝てるのに、雨の中大福買いに行けなんて言われたら誰でも面倒くさいと思うけど。大福は今じゃなきゃだめなの? 我慢できない?」
ズバッと正論をつきつけられ、姑は「もういいわよ!」と言って部屋を出て行ったそうです。

しっかりした娘さんで頼もしいですね。熱を出している人を労わらずに用事を言いつけるのは控えて欲しいものです。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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