これは筆者の友人H子さんから聞いたエピソードです。念願の新築マイホームで新生活を始めたH子さん一家。しかし、隣人の奥さんから「子どもの声がうるさい」とクレームが入り、さらに生活の細かい部分まで指摘される日々に。しかし、意外な形で解決へと向かったお話です。

次々とクレームが、、、

しかし、それからも奥さんのクレームは続きました。

「洗濯物を干す位置が気になる」
「ゴミ出しの時間が遅いんじゃない?」

私たちは、ゴミ出しの時間やルールはしっかり守っていましたし、洗濯物を干す位置について他人に文句を言われたのは初めてです。その他にも細かい部分まで指摘され続け、だんだん「何をやっても気に入らないのでは?」と思うようになり、家族も次第にストレスを感じるようになりました。

トラブル解決の鍵は「直接の対話」

そこで、私は思い切って隣人のご主人に直接話をすることにしました。「日中の子どもの声についてですが、やはり完全に静かにするのは難しいと思います」と正直に伝えつつ、「こちらも配慮しますので、一度ご理解いただけると助かります」と丁寧に話しました。

すると、ご主人は意外な反応を見せました。「おっしゃる通り、私も休日にお子様が遊ぶ声を聞いたことがありますが、不快に思うほど大声だとは思いませんでした。実は、うちの妻は少し神経質なところがあって……色々ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪してくれたのです。その後、奥さんからのクレームはピタリと止まり、平穏な日々が戻ってきました。

近隣トラブルは、自分が被害者にも加害者にもなり得る可能性があり、非常に難しい問題ですよね。ご近所さんとの良好な関係を築くためにも、日頃からコミュニケーションを取ることは大切なのかもしれません。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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