子どもの晴れ姿に成長を感じ、感慨深い思い出となる卒業式。これは、そんな卒業式をハラハラドキドキしながら過ごすことになった友人の話です。

この3年で自分の体重がかなり増えたという事実をすっかり忘れていたではありませんか!?

体重は増えたけど、ワンピースだし着られないなんてことはないよね……と恐る恐る袖を通してみると、おー! 入った入った!

しかし、何とかワンピースは入ったものの、どう頑張っても背中のファスナーが途中までしか上がりません!!

旦那さんや子どもたちにも手伝ってもらって、頑張ってファスナーを上げようとしましたが、「苦しい」「これ以上は無理」「破れる」とみんなで大爆笑。

ドキドキの卒業式

卒業式はもう翌日。

他に着られそうな服もないし、上にジャケットを羽織れば大丈夫でしょ! と、仕方なくそのワンピースを着て、背中のファスナーは半分しか上がらないまま、上からジャケットを羽織って卒業式に出席しました。

旦那さんと子どもは面白がっているようでしたが、我が子のベストショットを撮影しようと立ち上がったり動くたびに、半分で止まっている背中のファスナーがずり落ちてこないかドキドキしながらの集中できない卒業式となりました。

何事も事前の確認や準備が大事だと思うと同時に、まだあまり着ていないこのワンピースがもったいないのでもう少し瘦せようかな、とふと思った出来事でした。(笑)

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2021年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M
保育士歴25年。ママたちの修羅場、バトルを多数目撃し、その経験を元にコラムニスト活動をスタート。アラフィフ主婦となった現在は、ママ友・育児・嫁姑問題などを、幅広い人脈を駆使してインタビューを行い、執筆する。

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