知人のB美さんのもとに、巷で話題の退職代行サービスから連絡があったそうです。しかもB美さん、いわれのないパワハラをでっちあげられたのだとか。相手方の非常識っぷりに、とにかくビックリなエピソードです。

「チェキを返せ!」

デスクの私物は処分していいとのことだったので、なんともいえない気持ちで掃除しました。

しかし、この処分した私物の中に「大切な推しとのチェキ」があったことが発覚。チェキとは、その場ですぐに印刷できるインスタントカメラのこと。
代行会社から、返却を求める連絡がありましたが、すでに手遅れでした。

すると今度は本人から電話が!
よほど大切なものだったのかもしれません。応対した上司によると、彼は物凄い剣幕で怒鳴り散らしていたそうです。
「ふざけるな! チェキ返せよ!!」

このときのA男さんの非常識な振る舞いと、同僚たちからの証言から、パワハラについて認められなかったのは幸いでした。

まとめ

たしかに、退職代行というサービスは、ある種の人たちにとっては救いになっていることでしょう。
ブラックな会社で退職を言い出せずに、精神を病んでしまうなどは避けるべきです。

しかし、このサービスを利用して退職する側が、必ずしも正しい主張をしているとは限らないことを感じました。

とはいえ、若者の新しい価値観を理解しつつ、社会人としての責任も上手く伝えていく微妙なバランス感覚が、管理職には必要とされる時代なのかもしれませんね。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2024年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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