たとえ命に関わらない病気だとしても、病気で入院や手術をするのは不安なものです。医療従事者は、それを理解して優しく寄り添ってくれる人が多いですよね。今回はそんな病気に関して、心ない言葉をかけられた経験のある筆者の知人、Sさんのお話です。

「健康診断ね、はいはい」
検尿などの検査を受けた後、医師の診察がありました。どうやらとても忙しい病院らしく、医師はとても面倒くさそうな様子。
「最近なんか病気した?」
既往歴を聞かれたので、Sさんは最近卵巣の病気で入院したことを伝えました。

すると医師の口から出たのは信じられない言葉でした。
「はあ? そんなの病気のうちに入らないよ!」
Sさんは耳を疑いましたが、医師は平然としています。
「はあ? はこっちのセリフですよ! 病気じゃないなら手術も入院もしてないでしょ!?」
たまりかねたSさんが言い返すと、医師はムッとして黙り込んでしまいました。

医師の態度に我慢ができなくなったSさんは健康診断をそこでストップしてもらい、別の病院に行って健康診断を受けたそうです。

こちらは怖い思いをして手術までしたのに、軽々しく「病気のうちに入らない」なんてひどいですよね。人の命を預かる医師には、もっと患者の気持ちに寄り添って欲しいものです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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