年代が違う人との付き合いって、なかなか難しいですよね。特に嫁姑の関係となると、なおさら価値観の違いに戸惑うことも少なくありません。今回は、息子の妻とトラブルになりかけた筆者の知人の話をお届けします。

思ったことをすぐ口に出してしまうのは、昔から私の悪い癖です。
本当に申し訳ないことをしたと猛省した私は、A子さんが観ていた韓国ドラマをこっそり家で観てみることにしました。

ところが……これがまあ、面白い! 気づいたら徹夜で全話観てしまっていました。
私は改めて息子宅を訪れ、A子さんに謝罪。そして、ドラマがどれほど素晴らしかったか、興奮気味に熱弁しました。

予想外の誘い

A子さんは驚いていましたが、どこか嬉しそうでもありました。

数日後、息子から電話が。「母さん、今度の日曜日、うちの近所の韓国料理店に行かないか?」
なんと、A子さんが韓国ドラマの影響で韓国料理にハマり、美味しいお店を見つけたので、私にも食べさせてあげたいと言ってくれているそう。

ドラマを悪く言ってしまった手前、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、せっかくのお誘いを断るのも悪いので、一緒に行くことにしました。

まずは受け入れよう!

お店で食べた韓国料理は絶品!
A子さんが勧めてくれた料理はどれも本当に美味しく、A子さんと一緒にドラマの話で盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。

今では私もすっかり韓国ドラマにハマってしまい、A子さんにおすすめしてもらって観ています。
人の趣味を頭ごなしに否定するのではなく、まずは受け入れる。そんな当たり前のことの大切さを、A子さんのおかげで学ぶことができました。

【体験者:60代・女性主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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