筆者の友人・N美は、シングルで息子のA生を育て上げました。ようやく社会人となり、ある日結婚したい人がいるとJ子を紹介されます。結婚を認めたものの、N美はJ子のとんでもない本性を知ることになったそうです。

するとA生は「J子とJ子の父親がギャンブルをやっている。J子も働いていたのに、結婚すると働かなくなった。食費の他にパチンコ代で10万円近くくれと言われることもある。」と言い出したのです。

直談判

これを聞いた私は、J子の父親に会って話をしなければいけないと思いました。
今回の話をすると、J子の父親は事実を知って平謝り。
J子からは「私のお小遣いだから大丈夫」と言われて、お金を渡されていたと言いました。

それを聞いた私は、今度はJ子と直接対決。
A生やJ子の父親から聞いた話をぶつけてみると、J子は「だってA生さんはたくさん稼いでるんだから別にいいじゃないですか?」と開き直ったのです。

自分勝手な言い訳

私が「自分で遊ぶお金は自分で稼いだらどう? いくら夫婦でも限度っていうものがあるでしょ?」と言うと、J子は怒った口調で「夫婦の問題に口出さないでもらえます? お義母さんもお財布代わりだったA生さんがいなくなって困ってるんでしょ?」と言いました。

最初の印象とは全く異なるJ子の本性に私は幻滅。
それは息子のA生も同じだったようで、この話し合いをきっかけに離婚を考えているとか。
J子は「大事な金づるなんだから、絶対に別れない!」と言っているそうです。

【体験者:50代女性・自営業、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.